プレスリリース

オスラムグループとのクロスライセンスによる和解の件

日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市、代表取締役社長:小川英治)はオスラムGmbH社(本社:ドイツ国ミュンヘン、取締役社長:Dr.W.D.Bopst)を中心とするオスラムグループとの間において、2002年6月24日、両者が保有するGaN/InGaN系オプト半導体に関する特許についてクロスライセンスすることに合意し、日本、アメリカ、ヨーロッパで両者の間で数年にわたって繰り広げられた種々の特許係争について和解いたしました。

GaN/InGaN系LEDは、輝度のアップ等の旺盛な開発競争を通じ、車載照明や室内等の照明市場への展開がさらに図られ、その結果今後とも爆発的な需要の伸びが期待されております。そのような中、当社は、パッケージ技術や白色LED市場において有力かつ数多い特許を保有するオスラムグループとのライセンス契約を締結することにより、それらの特許を回避する技術を開発するという迂遠かつ無駄な開発に力をそそぐことなく、直接開発に専念し、有力な製品を続々と投入するとともに、両社相互の市場での競争を通じてLED市場をさらに拡大していきたいと考えております。

当社専務取締役の田崎登は、「オスラムグループさんだからこそ、今回の合意に達することができた。すなわち、相互に相手の特許権を尊重するという基本的スタンスが一致し、また、有力な特許権を有することによる技術的補完が図れるとともに、一層の市場拡大が見込める場合にライセンスするという当社のポリシーに合致したからである。」と伝えております。

日亜について
当社は1956年、蛍光体に使われる高純度カルシウム塩類を製造するために日本で設立されました。それ以来、ファインケミカル、とくに無機蛍光物質(蛍光体)、高輝度LED、また最近ではレーザーダイオードの分野で発展して参りました。当社は四国の徳島県阿南市を拠点に、アメリカ(ランカスター、デトロイト)、ヨーロッパ(オランダ、アムステルダム、ドイツ・ニュールンベルグ)、マレーシア(セランゴール)、台湾(高雄)及び中国(上海)に工場又は販売拠点を有し、2001年度(12月決算)では、従業員数約2,350人、売上高約840億円であります。さらに詳しくは www.nichia.co.jp へ。

オスラムグループについて
オスラムGmbH社は世界の三大ランプメーカーの一つであるが、クロスライセンスの対象であるGaN/InGaN系オプト半導体に関する事業は、同社の100%子会社であるオスラム・オプト・セミコンダクターズ(本社:ドイツ国レーゲンスブルグ(Regensburg)、取締役社長:Dr.R.Mueller)が実施しております。同社はドイツのRegensburg、アメリカのSanJose、マレーシアのPenangに拠点を持っており、2001年度(9月決算)では、約4,000人の従業員で3.29億ユーロの売上を上げております。詳しくはwww.osram-os.com まで。

本件に関するお問い合わせ先

日亜化学工業株式会社
広報担当
代表TEL:0884-22-2311
FAX:0884-23-7752