プレスリリース

紫外(365nm)100mWのLEDの開発について

当社は、今般、波長が365nmで高出力の紫外LEDの開発に成功いたしました。

LED(発光ダイオード)は、半導体チップに電流を流すことによりチップそのものが発光する製品でありますが、従来の紫外LEDは緩衝剤等の役割を果たす窒化ガリウム層の自己吸収により、380nmよりも短い波長では急激に効率が落ちることが問題となっておりました。

そこで、当社では、窒化ガリウム層を取り除き又は最初から形成しないことにより、短波長でも高出力の紫外LEDを開発することに成功いたしました。具体的には、波長は365nmを採用し、直流電流定格500mA時、100mW、電圧4.6Vと紫外LEDで、高出力な製品を世界で初めて工業化に目処をつけました。なお、パッケージについては、従来サンプル出荷しておりました紫外LED(380nm)と同様、樹脂等の有機物を一切使用しない気密封止型構造を採用し、1mmスクエアのLEDチップを搭載しております。

当社は、上記の通り、波長380nmの紫外パワーLEDをサンプル出荷しておりましたが、客先からは、より短波長の製品の要望が非常に強く、かつ365nmという波長は、様々な用途展開が見込まれる高圧水銀灯のi線の波長であることから、この波長の開発に成功いたしました。本製品の用途としては、工業用装置類、分析装置類、医療用機器等、特に光触媒用途への展開が期待されており、当社といたしましては、来春サンプル出荷を目標に今後取り組んで参ります。

本件に関するお問い合わせ先

日亜化学工業株式会社
広報担当
代表TEL:0884-22-2311
FAX:0884-23-7752