プレスリリース

Lumiledsとクロスライセンスを締結

日亜化学工業株式会社
Lumileds Lighting, LCC

日亜とLumiledsはLED技術に関するクロスライセンスを締結した。
協定は特許紛争を回避し、LEDの一般照明への採用を加速するであろう。

サンフランシスコ、東京(2002年10月28日)―日亜化学工業とLumileds Lightingは今日、両社がLED技術に関するそれぞれのIPを共有するという包括的クロスライセンスを発表した。

両社の関係は、特許紛争と両社間の供給面で将来的な問題を回避するというもの。また、両社の技術開発努力をお互いの新製品開発に利用することで、さらに高出力のLEDの設計を加速し、ひいては一般照明分野へのLEDの一層の早期採用を推し進めることが期待される。

この提携は、日亜とLumileds間での業界標準設立のための話し合いの機会も生み出すことになり、一般照明市場でのハイパワーLEDの採用を促進する一助となる。

「特許を巡る法廷闘争はLED技術をマーケットが取り入れることに逆効果になりかねない。この合意によって、業界トップのテクノロジーリーダー2社の間での争いの懸念を、顧客から取り除く事ができる。」とLumiledsのCEOであるMike Holt氏は言う。「これはひいては、LEDが日常照明において従来の光源に取って代わる可能性を一層早めることになるだろう。」

「日亜とLumiledsは補完しあう技術を持っており、21世紀の照明としてのLEDを推し進めるために協力しあうことは有意義である。」日亜化学工業の専務であり、オプトエレクトロニクス事業部長の田崎登氏は言う。「クロスライセンスはその目的を達成するためであり、より明るく、低コストのLED照明の開発を促進するだろう。」

Lumiledsは、単一素子で120ルーメンの白色光を出すLuxion Vなどの世界で最も明るいLEDを開発した。これは競合パッケージに比べ、20-120倍の出力であり、10Wの電球に相当するものである。Lumiledsは単色LED及び、一般照明市場への鍵と考えられている白色LEDの主要メーカである。

日亜は世界最大のLEDメーカであり、未だに固体照明の開発全般に非常に重要である青色InGaN LEDなどの高輝度窒化インジウムガリウム(InGaN)LEDを最初に商品化した。また日亜は1996年、青色InGaNダイスをYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)黄色蛍光体の薄膜で覆うことで白色LEDの草分けとなった。これは今でも最もシンプルで実用的な手法とされる。
両社によって供給されるLEDは、現在携帯電話のLCDのバックライトやフルカラー屋外ディスプレイ、カラー・イメージ・スキャナー、交通信号や自動車照明に使われている。技術の進歩によって、一般照明分野での強力なLED市場を開くことが期待されており、そこではデザイナーは、固体照明の小さな設置面積、低消費電力、長寿命によって、何十年もの間交換不要の小さな光源を使う新しい器具を生み出すことが可能になる。

Lumileds Lightingについて
Lumileds LightingはハイパワーLEDの世界有数のメーカであり、一般照明、自動車照明、交通信号、看板、LCDバックライトなどの日常的な用途での固体照明の使用のパイオニアである。Lumiledsの特許を取得したLuxeon Power Light Sourceは従来の照明の明るさを小さな設置面積、長寿命などのLEDの利点とを融合した最初の製品である。Lumiledsは中核LED材料やLEDパッケージも供給し、毎年何十億個ものLEDを製造している。Agilent TechnologyとPhilips LightingのJVであるLumiledsはカリフォルニア州サンノゼに本社があり、オランダとマレーシアに工場があり世界中に販売拠点を有している。更に詳しくはLumileds社877-298-9455まで電話するか、www.lumileds.comをご覧下さい。

日亜化学工業について
日亜は1956年に蛍光灯の蛍光体に使われる燐酸カルシウムを製造するために日本で設立された。それ以来、日亜はファインケミカル、特に無機蛍光材料(蛍光体)、高輝度InGaN LED、InGaNレーザーダイオードの製造販売の分野で成長してきた。日亜は日本の徳島県阿南市に本社があり、世界中で操業している。更に詳しくはwww.nichia.co.jpまで。

本件に関するお問い合わせ先

日亜化学工業株式会社
広報担当
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