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照明用電球色LEDの開発について

日亜化学工業株式会社(以下日亜)は日亜が有する青色LED技術と蛍光体技術を組み合わせることにより照明用途向けの高効率、長寿命の電球色LEDの開発に成功し、2002年12月よりランプタイプLEDのサンプル出荷を開始いたします。

光学特性値は色温度2800K、発光効率20~25lm/W、指向角50°(If=20mA)です。

電球色LEDは青色LEDと新たに開発した赤色蛍光体およびYAG蛍光体を組み合わせたものです。従来のYAG蛍光体を用いた白色LEDでは難しかった電球色領域(色温度2500K~3500K)での黒体放射軌跡への色合わせが可能となります。
また、投入電流や周囲温度の変化による色ずれは、現行白色LEDよりも小さくなる特徴を有しています。

今後この電球色LEDについては、照明分野への進出をはかるためにパワー系LEDへの展開を予定しております。パワー系LEDのサンプル出荷は、2003年1月を予定しております。
また、当初2003年の量産規模は、ランプタイプLEDで月産100万個、パワー系LEDで月産10万個を計画しておりますが、市場の拡大に応じて量産規模の拡大をしてまいります。

日亜のモットーである、一味違う物作りに基づいた、この新製品開発に伴い、より一層LEDの照明分野応用に弾みがつき世界的に需要が拡大するものと期待しております。

本件に関するお問い合わせ先

日亜化学工業株式会社
広報担当
代表TEL:0884-22-2311
FAX:0884-23-7752