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2016.12.21

デュッセルドルフ高裁がEverlight社の子会社であるZenaro社の製品に関してREGO-Lighting社による日亜YAG特許侵害を認める

ドイツのデュッセルドルフ高等裁判所は2016年12月5日付の判決(事件番号:I-15 U 32/14)にて、侵害が争われた白色LED製品に関し、REGO-Lighting GmbH(以下、「REGO-Lighting社」といいます。)が日亜化学工業株式会社(以下、「日亜」といいます。)の保有するYAG特許EP 936 682 (DE 697 02 929)を侵害していると認めました。

日亜はドイツのデュッセルドルフ地方裁判所に、白色LED蛍光灯(製品番号:SL-Cobra/T5 048DC/C/P10/LF/D50/ZN)を搭載する照明製品(製品番号:OL-Deluxe/QL2/P44/LF/D50/SR/M/CE/ZN)に関するREGO-Lighting社に対する侵害訴訟(事件番号:4a O 108/12)を提起していました。この製品は、台湾LEDメーカーであるEverlight Electronics Co., Ltd.のドイツ子会社であるZenaro Lighting GmbHによって製造されたものです。2013年9月3日付の判決にて、デュッセルドルフ地方裁判所は日亜の請求を認め、REGO-Lighting社による侵害を認めました。当該判決に対するREGO-Lighting社の控訴は今回、デュッセルドルフ高等裁判所によって棄却されました。

デュッセルドルフ高等裁判所は、REGO-Lighting社の控訴が明らかに成功の見込みがないと判断したため、口頭審理を行うことなく判決を下しました。

デュッセルドルフ高等裁判所は、高裁判決に対する上告を認めませんでした。しかしながら、REGO-Lighting社が最高裁判所に上告を認めるよう求める可能性があります。

日亜は、今後も日亜が保有する特許及びその他知的財産権を保護するために、日亜の特許を侵害するいかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続ける所存です。

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本件に関するお問い合わせ先

日亜化学工業株式会社
広報担当
代表TEL:0884-22-2311
FAX:0884-23-7717