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2024.4.2

Blue-IRハイブリッドレーザ「BRACE®」シリーズが、第16回「レーザー学会産業賞」奨励賞を受賞しました

日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市、社長:小川裕義 以下「当社」)は、古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也、以下、「古河電工」)と共同開発した青色レーザダイオードモジュール(LDM)を搭載したBlue-IRハイブリッドレーザ発振器「BRACE®」が第16回「レーザー学会産業賞」奨励賞を受賞したことをお知らせします。

この賞は、レーザに関する製品・技術の開発から実用化、普及まで、日本国内のレーザ関連産業の発展に貢献した企業に与えられるもので、奨励賞は特に市場の開拓および将来性を評価されたものです。古河電工のBlue-IRハイブリッドレーザ「BRACE®」は青色レーザと近赤外(IR)ファイバレーザを組み合わせて用いることで、銅材料のレーザ溶接加工の品質向上にフォーカスしたレーザ発振器です。青色LDMはBRACE®を支えるキーコンポーネントのひとつであり、両社がこれまで培ってきた技術を融合したことにより実現した製品です。BRACE®は電動アクスルや二次電池など、電動車の主要部品において多用される銅材料の溶接ニーズに応えられる製品として、またカーボンニュートラルの実現にも寄与できる製品として、その将来性を高く評価されたことが今回の受賞に繋がりました。

市場では電動車向けの部品の将来的な量産を見越して新しいレーザ加工技術に対する要望が高まっています。当社と古河電工は、こうした多様な要望に対応するため、今後も共同開発を推進してまいります。

関連リンク:
2024年度 第16回レーザー学会産業賞受賞結果
古河電工プレスリリース
LD | 日亜化学工業株式会社

Note:
『BRACE』は古河電気工業株式会社の登録商標です。