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2026.9.28

業界最高水準の効率・出力を実現したUV-B(308nm)LED、UV-A(330nm、340nm)LED "NVSU434A"シリーズを上市予定

日亜化学工業株式会社(本社:徳島県阿南市、社長:小川裕義、以下「当社」)は、2027年1月に業界最高水準の効率・出力1を誇るUV-B LED(ピーク波長308nm)とUV-A LED(ピーク波長 330nm、340nm)の新製品の上市を予定しておりますので、お知らせいたします。

【背景】
当社はこれまで、水銀ランプ代替による環境負荷低減を目指し、UV-C LEDの開発・商品化に注力してまいりました。UV-C領域で培った結晶成長技術やデバイス設計技術を基盤として、このたび新たに300nm帯の高出力UV LED製品の開発に成功いたしました。
近年、UV-Bから短波UV-A領域におけるLEDは、硬化、農業、医療など幅広い分野への応用が急速に拡大しています。
特に硬化用途では、紫外線による硬化工程において短時間かつ均一な硬化を実現するため、材料特性に適した波長の選定と光源の高出力化が求められています。
また農業分野では、UV-B LEDの照射による病害虫防除技術を活用した減農薬栽培への関心が高まっており、より高出力で高効率な光源が求められています。

一方で、従来この波長域では水銀ランプが主流の光源として使用されてきましたが、環境負荷への懸念から、実用性の高いUV LEDへの置き換えのニーズが急速に高まっています。こうした市場要求に応えるため、当社は従来製品比約2倍の効率、約3倍の出力を実現したUV-B LED (ピーク波長308nm)およびUV-A LED (ピーク波長330nm)を開発しました。さらに、UV硬化用途で要望の多かったUV-A LED(ピーク波長340nm)についても新たに開発に成功し、300nm帯製品群を拡充しました。

【特長】
1.業界最高水準の効率1
定格電流700mAでの駆動を可能にし、発光効率は308nmで8.2%、330nmで10.0%、340nmで9.4%を実現しました。これは従来製品と比べて約2倍の効率です。これにより、水銀ランプからUV LEDへの切り替えを促進し、環境負荷の低減に加えて、消費電力量やCO2排出量の削減にも貢献します。

2.業界最高水準の出力1
本製品は、定格電流を従来の350mAから2倍の700mAまで高めて駆動できるようにしたことで、308nmでTyp.280mW、330nmでTyp.330mW、340nmでTyp.310mWという業界最高クラスの光出力を実現しました。これにより、さまざまな用途における性能向上や処理時間の短縮に貢献するとともに、装置の小型化や軽量化など、システム設計の最適化にも寄与します。

【主な製品仕様】

型番 NVSU434A
ピーク波長 308nm 330nm 340nm
パッケージサイズ 幅3.5mm×奥行3.5mm×高さ1.72mm
定格電流 700mA
放射束 Typ.280mW Typ.330mW Typ.310mW
発光効率 8.2% 10.0% 9.4%
順電圧 Typ.4.9V Typ.4.7V Typ.4.7V
指向角 Typ.110°

【外観】

お客様の設計サポートの一環として、基板実装品のサンプル提供も可能ですので、当社担当営業またはお問い合わせ入力フォームよりお問い合わせください。

本製品の上市により、硬化・農業・医療分野におけるUV LEDの普及をさらに加速させ、水銀レス社会の実現に一歩近づけるものと信じております。当社は今後もUV-CからUV-B、UV-A領域まで製品ラインアップの拡充を促進し、環境負荷低減への取り組みを通じて持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

当社UVホームページは:こちら

Note:
1 当社調べ